プログラマーの苦悩
2018.11.10 朝礼ブログ
みなさんご存知のように来年の5月から元号が新しくなるわけですが、よく元号が変わるとシステム屋が儲かるというような話を聞くことがあります。今から18年程前には2000年問題ということがありました。当時私はプログラマーをやっていたのですが、ものすごい量のプログラム改修を短期間でやらされてへとへとになった記憶を今でも鮮明に覚えています。当時2000年問題と騒がれていた割には何も起きなかったと感じている人がほとんどだと思いますが、何も起きなかったということは、全国のシステム屋さんが、その裏でどれだけ苦労したかということを身に染みて感じています。今回は、和暦の変更ということで、2000年問題の時ほどの処理上の問題は起きないと思いますが、それでも表示や印刷といったアウトプット系の問題は山ほどでてくると思います。2000年問題の時もそうでしたが、こういった改修作業はメンテナンスの範囲内で行われる場合がほとんどで、決してシステム屋さんが儲かるということは無く、負担が増大するだけだと思います。現在、新元号の発表は1か月前と言われていますが、そういった改修に携わる人たちの事を考えたら、もう少し早くに発表してあげてもいいのかなと思います。社内の日報システムについても今後、表示上の細かい部分については改修の必要もでてくるのかなと感じています。