火星での出来事
2020.02.01 朝礼ブログ
火星探査機インサイトが観測したシグナルについて、2019年12月にある発表がありました。
その内容は火星で揺れが検知されたというものでした。
それはマグニチュード3から4の間であり、現在では300回以上検知されているそうです。
火星には少しの大気があり、そういった情報は以前から送られていましたが、地震による揺れというシグナルは初めてでした。
原因について学者たちは、地下のマグマだまりか地下水の影響かと考えているそうです(火星にはプレート運動というものがないそうです)。
色々な推測ができますが、まだ確実な論文は発表されていませんのでそれを楽しみに待ちたいと思います。
数々の映画のなかで火星は描かれてきました。今回の発表が常識的なものになれば、映画の中での描かれ方も変わってくるかと思います。
遠い星での出来事ですが、まだ火星という惑星が生きている証拠を検知することができたのは非常にユニークなことであり、興味深いものであると感じました。