小説と映画
2020.12.07 朝礼ブログ
先日、遠藤周作氏原作の小説”沈黙”を読み、それを原作としてマーティン・スコセッシ氏が監督して作成された映画”サイレンス”を観ました。
話の内容は江戸時代の隠れキリシタンについてですが、宣教師として来日したもの拷問を受け棄教し、そのまま日本で生涯を終えたと言われているクリストヴァン・フェレイラという人と、ジュゼッペ・キアラという人がモデルになっています。
映画は小説に忠実に作られており、宗教観というもの以上に苦しい立場におかれた人の心理を主題に置いて描かれていたように感じました。
暴力的なシーンも多いですが、評価が高い作品です。私にとっても気づくことや学ぶことの多い作品でした。