日本に生息するカメ

日本列島の本土には主に3種類のカメが生息しています。

その3種類というのはニホンイシガメ、クサガメ、ミシシッピアカミミガメですが、この内元々日本に生息していた在来種はニホンイシガメのみで他の2種は海外から持ち込まれた外来種です。

在来種である二ホンイシガメは黄色い甲羅が特徴的なカメで、陸上で活動する割合が高く、山間の水辺の近くであれば道端でも見かけることができます。

ですがこのニホンイシガメは先程の外来種2種類による影響で存続が危ぶまれている状況です。

というのも、クサガメは中国原産の種類で1800年頃に日本に持ち込まれたと考えられていますが、がこのクサガメはニホンイシガメと交雑し、子孫を残すことができてしまうため、将来的に純粋な遺伝子のイシガメがいなくなってしまう恐れがあります。

また、ミシシッピアカミミガメはアメリカ原産のカメなのですが、繁殖力が強く、体もニホンイシガメと比べで大きいのでニホンイシガメは生存競争に負けて生息地が奪われてしまうと言われています。

現在はこれらが問題視されてるので、この2種はつい最近までペットショップで扱われていましたが今では見られなくなっています。

この3種類のカメは、見た目もそれぞれで、日本の自然界で見られるようになった経緯も違うので気にして見てみると面白いかもしれません。

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